OBの助言とは正反対 NPBは侍J強化を稲葉監督に丸投げ

公開日: 更新日:

 小久保監督で臨んだ今年3月のWBCでは、日本ハム・大谷の招集を巡ってトラブルが勃発。NPBの対応と事後処理の不手際が露呈した。

 コーチ陣の組閣や代表選手の選考で奔走したのは小久保監督で、勝敗の責任を一身に背負ったのも小久保監督。今年のWBCで米国代表がジョー・トーリ元ヤンキース監督をGMに据え、選手選考を含めたチームづくりを一任して責任の所在を明らかにしたうえで、現場には野球に集中する環境を与えたのとは対照的だ。

 その反省を生かさず、またも稲葉監督に丸投げでは、2020年東京五輪での結果も推して知るべしではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み