U18の結果が進学後押し? 悩む清宮にスカウト陣ヒヤヒヤ

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 カナダでU18W杯を戦う高校日本代表主将の清宮幸太郎(3年=早実)が泥沼にハマっている。

 日本時間4日に行われた1次ラウンド・キューバ戦では決勝犠飛を放つなど2打点を挙げたものの、3打数無安打。同3日の米国戦も4タコに終わっており、「全然ダメ。調子悪い時の自分が全部出ているなっていうか、体が開きまくって、もうワケが分からなくなっている」と悩んでいるのだ。

 これには清宮をドラフト1位候補に挙げる球団も苦笑いするしかない。パ・リーグの某スカウトがこう言った。

「心配ですね。いつも強気というか、弱音を吐かない男なのに珍しい。米国戦で150キロ級の左腕の動く球に完全にタイミングを狂わされてしまった。これでプロ側の評価が変わることはないが、清宮の方が自信を喪失しないで欲しいですよね。プロ入りすれば、外国人投手のこういった球に対応しないといけない場面が必ず出てくる。だったら、早大に進学してから出直そうなんてね。プロか大学か、仮にこの大会の結果を受けて最終的に決断しようと思っているなら、進学を後押ししそうで心配しているんです」

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