視聴率は危険水域 男子ゴルフ「テレビ中継」打ち切り危機

公開日: 更新日:

【ダイヤモンドカップゴルフ

 ゴルフ関係者の間に衝撃が走った。前週、ANAオープン最終日のテレビ視聴率が関東4・6%(日本ゴルフトーナメント振興協会調べ)と振るわなかったからだ。

 池田勇太(31)がプレーオフの末に今季2勝目を挙げ、生涯獲得賞金10億円を最年少記録で更新と話題はあった。しかし、お茶の間のゴルフファンはちっとも関心を示さなかったのがわかる。

 一般的にスポーツ中継の場合、5%を切ると“危険水域”といわれ、いつ打ち切りになってもおかしくない状況だ。

 池田が今季1勝目を挙げたKBCオーガスタにいたっては2.8%。ANAもオーガスタも前年より視聴率がダウンしており、テレビ関係者は「池田では数字が取れない」と諦めている。

 ちなみに今季男子ツアー最終日の関東平均視聴率は3.1%に過ぎず、5%を超えた大会は1試合もない。

 昨年は松山英樹(25)が勝った日本オープンが関東9.4%、三井住友VISA太平洋マスターズが同7・2%だった。

 視聴率10%超えは難しいが、「せめて5%は超えてほしい」と願う声は年々大きくなっている。このままだとTV中継なしの寂しいツアーになってしまう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー