6番で警告 逃げ切り優勝の申ジエはスロープレーの確信犯

公開日: 更新日:

【ニトリ・レディス】

「同組でプレーする時と、すぐ後ろの組で回るのは嫌です」

 こう言う女子プロは1人や2人ではない。首位発進の申ジエ(29)が通算10アンダーで逃げ切り、今季初優勝。国内通算16勝目をあげたが、この日も6番でスロープレーの警告を受けていた。

 女子プロ協会は昨季からプレー時間の計測方法を、1ホール当たりから1ストローク当たりに変更した。1打に要する時間が50秒を過ぎた場合、1回目は警告。2回目は1罰打。3回目は2罰打。4回目で失格となる。

 申ジエは、プレー時間の計測方法変更前や後にも何度か警告を受けている。今でも、スイングに入るまでのルーティンや、グリーン上のライン読みが長く、同伴競技者をイライラさせている。

 この選手が問題なのは、スロープレーに関して罪の意識がまったくないことだ。同伴者の気分を害することなくプレーするのはゴルフのイロハのイ。人に迷惑をかけても関係なしという考えなら、スロープレーで競技失格になる前にゴルファー失格だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか