PS2勝目のダル 来季以降は“5年140億円契約”が最低ライン

公開日: 更新日:

 ダルが来季以降、ドジャーブルーのユニホームに袖を通すことはなさそうだが、ここにきて、今オフの契約合意の最低ラインが明らかになった。

 周囲の関係者の話を総合すると、ナショナルズの160キロ右腕ストラスバーグ(29)が12年に交わした7年総額1億7500万ドル(約196億円=年平均28億円)が基準になるという。ストラスバーグはダルも受けた右肘のトミー・ジョン(腱の修復)手術から1年で戦列に復帰。12年には15勝(6敗)をマークし、同手術を経験した投手では史上初めて年俸総額が1億ドル(約112億円)を超えて話題になった。

 ダルは来年の8月で32回目の誕生日を迎えるだけに、ストラスバーグ並みの長期契約はリスクが高い。契約年数は5年程度で、年俸はストラスバーグと同等の28億円規模になるとみられている。

 年齢的にも今オフの交渉は大型契約を手にする最後のチャンスだ。今オフ、ダルの代理人と各球団の間では、熾烈な駆け引きが繰り広げられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動