ベイ筒香が日本Sやっと快音も メジャーへ夢ひとまず封印

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 主砲の意地を見せた。

 2日のシリーズ第5戦、DeNAの筒香(25)が2ラン本塁打を含む2安打3打点の活躍でシリーズ2勝目を手繰り寄せた。

 その筒香は今季、打率.284、28本塁打、94打点。昨季が打率.322、44本塁打、110打点と打ちまくったことを思えば、物足りない成績だった。ある横浜OBは、「シーズン中に股関節や首を痛めたり、内角を意識しすぎてか、かかと体重になって外の球に踏み込めず、持ち味である逆方向への強い打球が減った。試合前練習を早めに切り上げ、治療に時間を充てていたこともあったと聞いている」と言う。

 今シリーズも4戦目まで本塁打ゼロ、打率.250と低調だったが、ここにきて4番の働きを見せ、「本塁打はそんなに意識していない。点が入って良かったし、チームが勝つのが一番」と、控えめに喜んだ。

■表向きは「興味なし」と強調も

 今年のWBCで日本の4番を打った。高校時代からメジャーへの憧れがあり、今は米球界が注目する数少ない日本人野手でもある。来オフ、ポスティングによるメジャー挑戦のウワサも根強い。

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