ソフトバンク完敗も…ファン沸かせた今宮“決死のダイブ”

公開日: 更新日:

「神キャッチ」に双方のファンが酔いしれた。

 0―0の四回、DeNAの先頭打者・柴田が打ち上げた打球は三塁後方に突き出たエキサイティングシートの方へ。そこに猛然と突っ込んできたのがソフトバンクの遊撃手・今宮(26)だ。

 客席手前に落ちるかどうかというまさにその瞬間、走る勢いのままジャンプ。空中で逆シングルキャッチして、エキサイティングシート最前列に頭から飛び込んだ。

 その数十秒後、左翼のデスパイネをはじめ、心配して集まるナインの前でややふらつきながらも立ち上がり、遊撃のポジションに戻った。

 日本シリーズ2戦目は本塁突入の好走塁を見せ、この日は元ヤンキースキャプテンのジーターばりのド根性プレーを見せた今宮。完敗のソフトバンクナインの中で唯一、シリーズを盛り上げた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった