日本シリーズ3連敗で見えた ラミDeNA“普段着野球”の限界

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 後がなくなった。

 31日、DeNAは日本シリーズ第3戦でソフトバンクに敗れて3連敗。試合後のラミレス監督は「3試合連続で初回に点を取られたのがキーポイント」とコメント。南場オーナーは「地力が違う。スキがない。4連勝の奇跡を信じたい」と声を絞り出すのが精いっぱいだった。

 波に乗れないまま迎えたこの日の試合前、指揮官は「昨日は(移動日で)BBQをしたので、野球より火加減に集中していた」とジョークを飛ばすと、こう続けた。

「いろいろと言うよりも、リラックスしてもらって、いつも通り音楽をかけながらやってもらいたい。(連敗中だからといって)選手に何か変えてほしいとはまったく思わない。モチベーションを上げるようなことを、こういうときに言っても『うるさいなー』と思ってしまうし、自分も現役時代はそう思った経験がある」

■筒香「何も変わらないのがすごい」

 こう言うラミレス監督の代わりに、選手を集めて声をかけているのはキャプテンの筒香嘉智(25)。

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