福留は2.2億円更改 虎ベテラン“厚遇”は世代交代の足かせ

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 11日、阪神福留孝介(40)が契約更改交渉を行い、1000万円減の2億2000万円でサインした。

 今季は127試合に出場して、打率.263、18本塁打、79打点。ロジャースら助っ人は期待外れに終わり、主将としても選手と首脳陣のパイプ役を担った。数字だけで測れない部分はあるにせよ、もっと下げられてもおかしくないだろう。

「少額ダウンにとどまったのは、福留がレギュラーとして不可欠という判断なのでしょう。阪神のフロントはこの福留と鳥谷、糸井といったベテランがいないと戦えないとみている。今季は中谷将大(24)が20本塁打を放ち、ドラフト1位入団した大山悠輔(22)も一時は4番を打つなど今後への期待を抱かせた。いつまでもベテラン頼みが続けば金本監督が掲げるチームの若返り、世代交代は一向に前に進まないのですが……」とは、阪神OBだ。

 阪神は今オフ、2年契約が満了した金本監督と複数年で再契約した。一説では3年ともいわれている。一度も優勝していない監督に複数年契約を提示することは異例中の異例だ。それだけ再建に力を入れているというのに、いつまでもベテランを厚遇していれば、若手の芽を摘むことになる。

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