ダルに差別発言のグリエル 8時間の矯正プログラム受講

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 キューバ人内野手がお灸を据えられた。

 ワールドシリーズで人種差別なジェスチャーを見せたアストロズのユリエスキ・グリエル(33)がMLBから科せられた矯正プログラムを受講していたという。

 17日付(日本時間18日)の米誌「スポーツ・イラストレーテッド」(電子版)が伝えている。

 記事によると、グリエルが受講したのは「センシティビティートレーニング」といわれる他者への理解を深める訓練。本人によれば、ワールドシリーズ終了後に行われ、プログラムは7~8時間にも及んだという。

 同誌の取材にグリエルは「米国に来てからも多くの知らなかったことを学んだ。米国での生活に順応するのに、とても役に立つことばかりだった」と話している。

 グリエルは昨年10月のワールドシリーズ第3戦でドジャースダルビッシュ有(31)から本塁打を放った際、アジア人への差別的行為を取り、問題視された。MLBから今季開幕から5試合の出場停止処分を受けた。

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