右手親指負傷の日ハム清宮 複数ポジション挑戦案どうなる

公開日: 更新日:

「骨挫傷とは打僕よりも症状が進み、骨折の手前の段階です。骨に微細な傷があり、炎症が起きている状況を指します。骨が折れているわけではないので、とりあえず様子を見ましょうというものだと思われます」

 清宮は、合同自主トレ初日から居残り特打を行うなど、ハイペース調整が心配されていた。体力不足を懸念する声も出ていたが、「骨挫傷は例えばスイング時などには起こりにくい。打撃練習中にボールが当たったり、ウエートトレーニングの練習中に衝撃が加わったり、器具にぶつけたりといったことが原因だと考えられます」とは前出の若月氏。

 打撃フォームや体力の問題ではなく、単なるアクシデントによる負傷というものの、一軍スタートが決定している2月からの春季キャンプへの影響はないのか。

「守備練習に支障が出るかもしれません。送球時は当然のことながら自分の親指でボールを支える必要があります。小手先ではできない。清宮選手にはキャンプで三塁や外野に挑戦するというプランがあるようですが、いったん延期にせざるを得ないケースも考えられます」(若月氏)

 大事に至らなければいいのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝