格下海外プロに逆転負け アジア開催日本ツアー“消滅”危機

公開日: 更新日:

【レオパレス21ミャンマーオープン】

 2016年から日本ツアーとアジアンツアーとの共催でシンガポール、ミャンマーの2試合が始まって3年目になる。

 それは日本ツアーに人気選手が不在で、視聴率、ギャラリー数ともジリ貧になり、大会スポンサーが相次いで撤退。試合数が年々減り続けて、帳尻を合わすために東南アジアで営業展開する日本企業マネーを頼りにアジアに活路を求めたからだ。

 だから、会場の至る所に設置された看板は日本企業のものばかりだ。しかし、この3年間の共催6試合で日本人の優勝は一度もない。

「今年こそ日本人に勝ってもらいたい」というスポンサーの願いもむなしく、今大会も2打差3位発進のポール・ピーターソン(29・米国)が66で回り、逆転優勝した。

 ピーターソンは12年にプロ転向したが、米ツアーでは出場権が得られず、主にアジアンツアーや欧州ツアーを転戦して16年のチェコマスターズに勝っている。世界ランク(WR)は198位だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」