格下海外プロに逆転負け アジア開催日本ツアー“消滅”危機

公開日: 更新日:

 今大会にはWR100位以内から5選手が出場して、39位池田勇太、42位小平智、54位宮里優作、88位今平周吾と日本勢が最も多く4人。ピーターソンはWRでは14番手の選手だった。

 最終日は10番を終わって、昨年の日本ツアー賞金王、宮里が通算13アンダーまで伸ばして単独トップに立った。ところが直後の11番でティーショットを大きく曲げてロストボールとして痛恨のダブルボギー。その後もスコアを落とし続けて5位フィニッシュ。

 賞金ランク2位だった小平はコースレコード63をマークして2位に飛び込んだが、首位と7打差18位発進と優勝争いと関係のないノンプレッシャーの中でプレーしたのが大きい。最終18番パー5は2オンに失敗してグリーン手前に池ポチャ。打ち直しの4打目が直接カップインというツキにも恵まれた。

■「日本人プロは考えが甘い」

 評論家の宮崎紘一氏は「日本ツアー実力トップ、2番手の選手でも、世界ランク下位の選手に勝てない日本のレベルを象徴する試合だった」とこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋