通訳なしで堂々 清宮の英語力にサイ・ヤング賞右腕も仰天

公開日: 更新日:

■単身ロスでホームステイの経験

 谷トレーナーによると、グリンキーは清宮の大きな体を見て、22歳と勘違いしたそうで、「躊躇なくしゃべりかけていましたね。積極的な姿勢がいいなと思いました。バリバリのメジャーリーガーにそんなことはなかなかできない。グリンキーには、ドジャース時代に試合を見に行ったこと、同じ背番号21をつけることができてうれしい、といったことを目をキラキラさせながら話していました」。

 最後にはグリンキーの方から、「一緒に写真を撮ろう」と声をかけられ、2ショット写真を撮ったという。さるチーム関係者は「清宮は外国人選手と話したり、一緒にいる時は本当にイキイキとしている。同じ空間にいることが好きなんでしょうね」と証言する。

 助っ人選手を魅了し、バリバリのメジャーリーガーにも臆することなくアプローチできるのは、清宮がかねて英語を学んできたからだ。入寮時には高校時代に使っていた参考書を持ちこみ、事あるごとに「英語を使ってみたい」と言っている。

 幼いころから英会話を学び、小学6年のときに出場したリトル世界大会をはじめ、高校時代に2度出場したU18などの国際大会では通訳をつけず、欧米人選手と会話を楽しむレベルだった。チームメートは清宮の英語力に仰天していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  5. 5

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  1. 6

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 7

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  3. 8

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    フジテレビ「不適切会合」出席の福山雅治が連発した下ネタとそのルーツ…引退した中居正広氏とは“同根”

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    清原果耶は“格上げ女優”の本領発揮ならず…「初恋DOGs」で浮き彫りになったミスキャスト

  4. 9

    選管議論で総裁選前倒しでも「石破おろし」ならず? 自民党内に漂い始めた“厭戦ムード”の謎解き

  5. 10

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます