打撃練習再開へ 日ハム清宮に懸念される周囲の過剰な期待

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 じらされればじらされるほど、それがどんなものか、知りたくもなるし、見たくもなるのが人情だろう。

 米アリゾナの一軍キャンプに帯同しているものの、日本時間9日の第2クール最終日までバットを握ってすらいない清宮幸太郎(18=早実)の打撃がいったいどんなものなのか、チーム内の期待は日増しに膨らんでいる。

 アリゾナでフリー打撃を行うかは未定だが、同11日の第3クール初日にも打撃練習を再開する予定。すでに対外試合でのデビューも内定している。

 栗山監督は清宮に対して「いつでも振れるから心配するな」と話していて、「打つ方は慌てる必要はない。打ち始めれば驚くようなものを見せてくれるはず」と期待を寄せる。キャプテンの中田は「守備に関しては意欲をもってやっていますし、何の問題もない」とした上で、「この時期にバットをまったく振れていない。一番本人が慌てていると思うし、ちょっと遅いスタートかなとも思う。チームとしても個人的にも早く打撃を見たい」と話している。

 日本での新人合同自主トレ中は連日、居残りで特打。その打撃を目の当たりにしたチームメートからは「ミートが柔らかい」「ちょっとヒッチが大きい」などという声が上がっていた。

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