平昌で銅目指すカー娘スキップ 藤沢五月の“次なる野望”

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 女子カーリング日本代表のロコ・ソラーレ(LS)北見が惜敗で決勝進出を逃した。

 23日の準決勝は韓国相手に延長11エンドまでもつれた末、1点差で競り負け。24日の英国との3位決定戦に回った。

 今大会、チームを引っ張りヒロイン的存在としても持ち上げられたスキップの藤沢五月(26)は大会前、関係者にカーラーとしてのこんな決意を明かしている。

「世界一になるチームのスキップは、どんなに追い込まれても確実にハウスの真ん中に決めてくる。五輪ではどんなにプレッシャーのかかる場面でも、しっかりと決めて世界一のスキップになりたい」

 スキップは司令塔としての役割をこなしながら、得失点につながる最後のショットを放つ。スキップの出来がチームの命運を左右するだけに、藤沢は抜群の安定感と勝負強さを発揮して、チームにメダルをもたらしたいと誓ったのだ。

 さらに藤沢は「日本女子のレベルは低く見られている。これぞ、日本のカーリングというものを見せたい」と、注目度の高い五輪で世界中に日本の実力をアピールしたいとも話したという。

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