成田と堀が大叩き ティフトン芝はゴルフの腕がすぐバレる

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「フェアウエーではティフトン芝の茎に粘性があって、知らず知らずのうちにインパクトに力みが生じ、スイングリズムが乱れる。アイアンの調子がよければ、ウッド系ではインパクトで抑え込む動作が出てきて、いつものように振れなくなる。グリーン回りからは芝の抵抗が強く、打点のブレからザックリのミスが出やすい。しっかりフェースの芯でボールにコンタクトできる技術がないとティフトン芝でのアプローチはピンに寄らない。パットもバリバリのコーライ芝と同じですから、ベント芝がほとんどの日本ツアーとは求められるテクニックが違う。そこに対応できなかったのでしょう」

 堀は2月アタマからタイ合宿に入っており、大会に向けて万全だったはずだ。

「タイはいま乾期で、30度以上あっても快適に体を動かすことができ、現地で合宿する日本人プロも増えています。ただ、堀は合宿の延長線上で試合に入り、練習感覚のままシビアなコースに叩きのめされたといえる。2日間でバーディーが1つだけというのはよっぽどの準備不足か試合モードに入っていないとしか考えられません」(前出のツアープロ)

 米女子ツアーを甘く見た、しっぺ返しを食らっているようだ。

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