野手2試合目は3打数無安打に…“打者”大谷に「4つの壁」

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■史上最多本塁打の裏側

 野手としての実戦はあくまでも2試合目。調子を上げていく段階とはいえ、これから一線級の投手と山ほど対戦していくことを考慮しても乗り越えなければならない壁はある。

 ひとつは「ムービングボールへの対処」だ。

 この日の3打席目に対戦したオッタビノも含めて、メジャーにはツーシーム中心の投手がごまんといる。過去、日本人打者の多くが手元で鋭く動くボールの軌道に苦慮してきた。より長くボールを見るために手元まで引きつけて打つ必要があるが、すぐに対応できるとは限らない。タイミングが合わないだけでなく、とらえたと思っても微妙にバットの芯を外されるケースが多いのだ。

 さらには「極端なシフト」にも注意を払う必要がある。

 前日の試合で走者を二塁におき、中前適時打を放ったときのことだ。遊撃手は定位置よりも二塁ベース寄りでなおかつ後方、二塁手は外野の芝目まで下がって守っていた。大谷は左打者だし、失点を防ぐために打球が外野に抜けるのを防ぐ意味もあったのだろうが、メジャーはトラックマンなどのビッグデータを活用した野球が浸透。打者ごとに打球方向や落下地点などの傾向を割り出し、特に内野は大胆な守備シフトを徹底するチームが年々、増えている。大谷のデータが蓄積されていくであろう今後、他球団が極端なシフトを敷いてくる可能性は高い。

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