野手2試合目は3打数無安打に…“打者”大谷に「4つの壁」

公開日: 更新日:

「いい打席だったと思う。ただ、2打席目はミスショットだった。タイミングを合わせることが必要だと思う」

 試合後のソーシア監督はこう言った。

 適時打に2四球。全打席出塁という上々の野手デビューから一夜明けた27日(日本時間28日)、大谷翔平(23)はロッキーズ戦(スコッツデール)に「2番指名打者」で先発出場したが、3打数無安打に終わった。

 1打席目に対戦した右腕・グレイは、昨季10勝4敗、防御率3.67とチームのエース格。大谷は1球もスイングせず、151キロの外の速球に見逃し三振に倒れた。2打席目は昨季6勝5敗、防御率5.89の右腕・ホフマンの2球目、140キロのチェンジアップを打ち上げて右飛。3打席目は昨季2勝3敗、防御率5.06の右腕・オッタビノと対戦。4球目の外寄り153キロのツーシームに対応できず、遊ゴロに打ち取られた。

「(1打席目は)コースにきていて、なかなか手を出しづらかった。2、3打席も結果ではなく、アプローチとしては悪くなかった。微妙なズレでフライ、ゴロになっている。打席の中で修正したい」とは試合後の大谷だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性