中日・森監督が明かす「青木宣親獲得に乗り出していた」

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 中日は2011年限りで落合博満監督が退任して以降、Bクラス5度と低迷が続いている。原因は何なのか。巻き返しを図るチームは松坂大輔(37)のみならず、イチロー(44)にも声をかけていると話題になった。森監督に話を聞くと、なんと古巣ヤクルトに復帰した青木宣親(36)の獲得にも乗り出していたという裏話も飛び出した。

 ――森監督がヘッドコーチや投手コーチを歴任した落合監督時代は8年で4度の優勝。常勝軍団だった中日が6年でここまで弱くなったのはなぜか。

「リーグ制覇したあのとき(11年)は優勝を決める前に、『(落合監督は)今年で終わり』と先に発表されて、意地になって優勝できた。それから球団がどういう補強をしたのか、何をしたのかというのが問題で、全部うまくいかなかったから、今のこの状態がある」

■優勝は次の監督

 ―――再建は簡単ではない。

「オレは今からすぐ優勝できる、とはひとことも言っていない。もちろん優勝は目指す。でも、どっちかというとまず育てること。その中でCSに行くとか、選手には良い経験をさせないといけないとは思っている。ドラフト、外国人、トレードも今のことだけを考えているわけじゃなくて、来年もしオレが監督を辞めたとしても、次の監督が優勝争いしてくれたら、オレのやってきたことは間違いじゃなかったんだと、そうなるようにね。松坂もそうで、今後のために必要だからやっているし、ドラフトの戦略もそういうものを考えないといけない」

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