打撃投手で好投 上原の巨人復帰は「松井監督」の呼び水か

公開日: 更新日:

 10年ぶりに巨人に復帰した上原浩治(42)が、11日、二軍練習合流2日目にして初めてフリー打撃に登板した。

 ジャイアンツ球場で亀井、ドラフト4位の北村(亜大)、宇佐見、石川と対戦。直球、スプリット、スライダーを交えて41球を投げ、安打性の当たりは7本だった。「やっと野球をしている感じ。気持ち良かった。向こう(メジャー)で9年間やっていたから、マウンドは硬い方が好きだけど、早く慣れないと」と汗を拭った。

 最後の1球を右翼席に本塁打した亀井は「空気読めないことしちゃいましたね」と頭をかいたものの、「(来月3日に誕生日を迎える)43歳が投げる球じゃない。スピンが利いていた。『球種が分かっていなかったら(スプリットは)振っていますよ』と(本人と)話をした」と驚きの声を上げた。

 石川も「腕の振り(の速さが)が一番ビックリ。スプリットは何種類か落ち方が違った。小学生の時から見ていた投手。幸せです」と興奮気味。宇佐見は「変化が大きい。凄くコントロールがいい。(ベースの)角にきていた」と揃って脱帽した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?