平身低頭に態度豹変も…貴乃花親方が消せないウソと矛盾

公開日: 更新日:

 貴公俊の付け人殴打事件以降、メディアへの対応や協会内での仕事ぶりが豹変した貴乃花親方(45)。ある親方によれば「平身低頭といった感じ」だそうだ。しかし、だからといって自身の行いがすべて水に流れるわけではない。

 貴乃花親方は3月場所初日を無断欠勤。翌日からも、「貴ノ岩の容体が予断を許さないため、常に医師と連絡を取り合う必要がある」という理由で、欠勤や早退を繰り返していた。それが弟子の事件が発覚するや、役員室に常駐するようになったのだから、いったい、貴ノ岩の容体うんぬんは何だったのか。これでは「弟子をダシにしてズル休みをしていた」と、自ら白状したようなものだ。

 暴行事件の「加害者」をめぐる扱いでは、ダブルスタンダードが明らかになった。昨年の秋巡業で貴ノ岩が日馬富士に殴られた際は、すぐさま鳥取県警に被害届を提出。協会に事前連絡がなかったことをとがめられるも、公平な裁きが必要と執拗だった。

 にもかかわらず、今回は貴公俊を休場させたくらい。ケガの程度は異なれど、日馬富士と同じく、「殴って傷害を負わせた加害者」に変わりはない。被害者の貴西龍は「自分も悪かった」と貴公俊との和解を明かしたが、それで暴行の事実が消えるわけでもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状