どこまで身勝手…貴乃花親方またも“2分でトンズラ”の怠慢

公開日: 更新日:

 この日もあっという間に去って行った。

 大相撲3月場所を初日から欠勤していた貴乃花親方(45)が16日、2日連続で出勤。が、“仕事場”の役員室に入ってからわずか2分40秒ほどで退室した前日に続き、2分に満たない滞在で会場を後にした。

 場所が始まる直前に、相撲協会を糾弾する告発状を内閣府に提出した貴乃花親方は、初日を無断欠勤。その後、2度にわたって「(暴行事件で被害を受けた)貴ノ岩の容体が心配で、医師と連絡を取り合う必要がある。会場に常時滞在は難しい」とするFAXを協会サイドに送ったものの、欠勤理由にならないと突っぱねられていた。

 そこで、会場に姿を現すようになったものの、「2分でトンズラ」じゃケンカを売るためだけに来ているようなもの。貴乃花親方は1月に理事を解任され、役員待遇委員に降格した。それでも、月額103万2000円もの報酬を協会から得ている。

 一連の言動に彼なりの大義、信念があるとしても、“気に食わない協会の連中とは話はしない、仕事もしない、でも、給料だけはもらいます”というのは、余りに虫がよすぎる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?