理由は消去法…エンゼルス大谷ローテ入り“当確”の裏事情

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「これで開幕メジャーは確実です」

 エンゼルスの大谷翔平(23)について、米メディア関係者がこう言う。

 日本時間23日、エンゼルスは先発候補だったブリッドウェルら4投手をマイナー降格させた。ソーシア監督は「まだ決定してない」としつつも、この関係者はこう話す。

「エンゼルスは先発6人制を実現させたかったが、現実問題として先発の頭数が足りない。ローテ候補だった左腕ヒーニーも左肘の状態が万全ではない。現時点で残る先発投手は大谷を含めて5人しかいないのが実情なのです」

 アナハイムの地元紙オレンジ・カウンティー・レジスターは開幕3戦目(日本時間4月1日)に先発すると予想。ここまでの調整プロセスを見ても、2日前の開幕戦(同3月30日)に「打者」で出場する可能性もある。

 もっとも、大谷は実戦4試合で8回3分の1を投げて17失点。米メディアから、「マイナーで開幕を迎えるべき」との厳しい論評もある。

 大谷がメジャースタートなら話題性十分とはいえ、先発が枯渇するチーム事情が背景にあることは間違いない。公式戦では実力で地位を確立したいところだ。

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