ヤオは正会員へ 女子プロ協会の改革が外国人Vを好アシスト

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【アクサレディス】

 首位に並んだフェービー・ヤオ(25=台湾)と比嘉真美子(24)によるプレーオフが18番パー5で行われ、カップ位置が変わった3ホール目にバーディーを決めたヤオが4年ぶりツアー2勝目を挙げた。「プレーオフ3ホール目のアプローチが勝敗を分けた」と田原紘プロがこう解説する。

「ヤオは左手の使い方がよかった。残り99ヤードからの3打目はダウンで左わきを締めて、体の回転だけでフェース面を絶対に返さずピンそば1メートルにつけた。

 一方の比嘉は同じような距離からフルショットでのフェースの使い方だった。フェースを返した分だけピンより左に行ってしまった。小技のヤオと飛ばしの比嘉と2人の持ち味は極端に違った。比嘉はティーショットからバーディーを狙いにいったが、飛距離で劣るヤオは3打目勝負に徹した。

 3ホール目の1打目はヤオがフェアウエーをとらえたのに対して、ドライバーを飛ばした比嘉はつま先下がりのライ。飛ばし屋が往々にして陥りやすいミスによって勝負がついたともいえます」

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