チャリティー縮小も集金強化 “強欲”女子プロ協会の行く末

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 アン・ソンジュ(30)が鈴木愛(23)とのプレーオフを1ホール目のバーディーで制し、ツアー通算24勝目を挙げた。これで開幕戦から2戦続けて韓国人プロが優勝した。

 最終日はちょうど東日本大震災発生から7年を迎え、スタート前の7時15分に選手や協会スタッフが黙とうをささげた。

「ただ日本女子プロゴルフ協会のホームページにあった“心をひとつに 東日本大震災復興支援”と“熊本地震復興支援”のバナーがいつのまにか消えて、昨年暮れに義援金の受け付けがひっそり終了していたのです」(ツアー関係者)

 それなりに評価された活動だったが、大震災からまだ10年も経っていないのに、協会のチャリティー活動は縮小していたのだ。

「被災したすべての人に寄り添い、いつまでも忘れない気持ちがあるのなら、選手に喪章をつけてプレーさせてもよかった。樋口久子前会長時代には、腰に喪章をつけた選手に樋口さんが“胸から上につけなければ失礼になる”と一人一人注意していた。その時に比べて協会の社会貢献活動がおろそかになってきたように思われます」(前出のツアー関係者)

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