スピース首位発進 バックナインで怒涛の5連続バーディー

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【マスターズ初日(オーガスタ・ナショナルGC)】

 最終組から1組前でプレーした15年チャンピオンのジョーダン・スピース(24)が、バックナインで5連続バーディーを奪って一気に首位に躍り出た。

 前半は8番パー5で2オンに成功。4メートルのイーグルパットを沈めて2アンダーで折り返した。

 見せ場は13番パー5の2オンからだ。12メートルを2パットで決めると、14番2.7メートル、15番1.2メートル、16番1.5メートル、17番2メートルとショットがピンに絡みバーディーを面白いように積み上げていった。

 上がり18番はティーショットを左に曲げてボギーにしたが、6アンダーの好スタートを切った。

 スピースは16年大会で連覇のチャンスがあった。

 首位発進の最終日は前半を終わって2位に4打差とリードを広げた。ところが10番、11番と連続ボギーを叩くと、12番パー3は手前クリークに2度もつかまり「7」を叩いて“自滅”のような負け方だった。そのショックをスピースはしばらく引きずった。今大会はJ・トーマス、P・ミケルソン、J・ローズに次ぐ優勝候補4番手に挙げられている。

 今度こそ2度目のグリーンジャケットを手に入れたいはずだ。

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