快調に5連勝 DeNAロペスが担う「筒香の負担軽減」の役割

公開日: 更新日:

「DeNAは筒香のチーム」

 そういわれて久しい。

 実際、筒香(26)は15年からキャプテンを務め、翌16年には本塁打王と打点王に。昨年のWBCでは日本代表の4番に座った。今季の開幕戦では試合前に円陣を組み、声を出してナインを鼓舞。後輩を食事に誘うことも少なくない。名実ともにチームリーダーとなり、かかる負担はグラウンド内にとどまらない。その影響か、三冠王が期待された昨季はシーズン序盤、不振に陥った。

 そんな筒香にかかる重圧を軽くしているのがロペス(34)だ。練習や試合中には2人で会話する姿がよく見られる。

 ロペスは「日本語、英語、スペイン語をミックスしてしゃべっている。練習のときは前日の試合のことや、バッティングについて話したりする」と、こう続けた。

「自分はチームの中でべテラン。キャプテンは筒香だけど、『雰囲気づくりが展開を左右する』『楽しくやることが何よりも大事』という自分の経験をもとに、選手たちに思いを伝えている。試合に負けたときや調子が悪いときでも、(一軍メンバーの中で)自分が一番年上なので、結果に関係なく気付いたことは言うようにしているかな。このチームは若い選手が多いので、楽しく野球をやる方がいい。もともと楽しみながらやっているけど、ベンチ裏ではミュージックを大音量でかけて明るい雰囲気づくりをしているんだ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が