全米“大谷フィーバー”の背景に米国人が共感する開拓者精神

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■「ヤンキースよりオオタニ」

 メジャーで打って投げての活躍は何しろ、かのベーブ・ルース以来、約100年ぶり。物珍しさや新鮮さが、ファンの共感を呼んでいるというのだ。

「異国から来た若者が米国の環境や生活様式に慣れるだけでも大変なこと。そんな状況でも、大谷はキャンプから投手、野手双方の練習をこなしてきた。どちらか一方だけではなく、投打とも万全の調整で臨む大谷の姿勢には、多くのファンは尊敬のまなざしを送っていると思う。ファンが抱く大谷への尊敬の念は、実績のあるプホルスやトラウトと同等ではないでしょうか」(ヘルナンデス氏)

 いや、「大谷フィーバー」は、もはやロサンゼルスにとどまらない。米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)には「Ohtani Tracker(大谷を追跡)」という項目があるほど。ニューヨークでも「いまやヤンキースよりオオタニ」という声が上がるくらいなのだ。

■パワーベースボールを好む米国人

「大谷の特徴が米国人気質に合っている部分はあるでしょう」とは、スポーツライターの友成那智氏。

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