確固たる根拠に乏しい勝負勘やセオリーはデータを阻害する

公開日: 更新日:

 メジャーでは今年6人の新監督が誕生した。ヤンキースのブーン監督、レッドソックスのコーラ監督、ナショナルズのマルティネス監督、メッツのキャラウェイ監督、フィリーズのキャプラー監督、タイガースのガーデンハイヤー監督だ。

 昨シーズンのヤンキースはジラルディ監督のもと、ワールドシリーズ進出まであと1勝というところまで行った。レッドソックスのファレル監督とナショナルズのベーカー監督は、チームを2年連続で地区優勝に導いた。それでも、チームは新しい年の指揮を彼らに任せることはなかった。実質的には更迭されたも同然である。

 コーラ監督は昨年、ワールドシリーズを制したアストロズのベンチコーチを務めた。マルティネス監督は2年前にワールドチャンピオンになったカブスのベンチコーチ。その年のワールドシリーズで敗れたインディアンスで投手コーチだったのがキャラウェイ監督。ドジャースの下部強化育成組織での仕事ぶりをフィリーズに評価されたのがキャプラー監督だ。

 監督はもちろん、コーチ経験もないヤンキースのブーン監督は、全米スポーツ局で解説を務めていたので弁が立ち、コミュニケーション能力が高い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償