インド人プロが初V アジアで取り残されるジリ貧日本ツアー

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【パナソニックOP】

 勝ったラヒル・ガンジー(39=インド)は世界ランク1037位の無名選手。今年になって4戦目での勝利だった。

 2018年は、日本ツアーとアジアンツアーとの共催大会である「SMBCシンガポールオープン」「レオパレス21ミャンマーオープン」はともに棄権。マレーシアで開催された「メイバンク選手権」は133位タイで予選落ちし、これまでの3試合は獲得賞金ゼロだった。

 そのガンジーが来日していきなり3000万円の優勝賞金を手にして、日本ツアーの賞金ランクでもトップに立った。ちなみに01年のプロ転向後は04年のフォルクスワーゲンマスターズ・チャイナの1勝だけ。実に14年ぶりの2勝目である。

「勝てない14年間は本当に長かったので、いろんなことがあって簡単には説明できません。地元コルカタのコースは、グリーン回りのコンディションがあまりよくなく、ショートゲームがよくない期間が長かった。(優勝3000万円は)今までで格段に多い賞金。来週から日本でプレーします」(ガンジー)

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