オフのタイ合宿で手首にダメージか 低迷する堀琴音の誤算

公開日: 更新日:

【フジサンケイレディス】

 ツアー未勝利ながら2015年から3年連続賞金シードを獲得した堀琴音(22)。今季は初優勝がもっとも期待されるビジュアル系プロのはずだったが、ふたを開けてみたら絶不調だ。

 開幕戦から2試合続けて左手首痛を理由に欠場。3戦目から5試合連続で出場するも、予選通過は自身の練習コースで開催されたスタジオアリス女子(53位)のみで、予選落ち3回、棄権1回。賞金ランク111位と低迷している。

 今大会前日は、「練習ラウンドから内容はいい。プロアマトーナメントはショットがイメージ通りで手応えがあります」と自信をのぞかせたが、初日は4オーバー85位と成績につながらなかった。

「堀はオフにタイで合宿したのですが、熱帯地域のゴルフ場に多いバミューダ系の芝は粘りがあって抵抗が大きい。ボールをつかまえる練習に夢中になると、ついつい手首に負担をかけることになる。それがケガにつながったのでしょう。オフ合宿からそのまま推薦出場した米ツアー・ホンダLPGAタイランドは初日82、2日目85と崩れて3日目のスタート前に棄権。合宿成果が得られずに精神的なダメージも大きかった」(関係者)

 ツアー2勝の姉・奈津佳(25)も15年シーズンから低迷している。姉妹そろってこのまま消えてしまうのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因