初V永峰も2位菊地も 難コースの川奈でバーディー量産なぜ

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【フジサンケイレディス】

「昔の女子プロはパー4の第2打がバンカー越えの時は、大きめの番手を持ってグリーンに止められず、よくオーバーした。今はユーティリティー(UT)を使い、高い弾道でグリーンに止まる。難しい川奈も風が吹かなければ、60台のスコアが簡単に出せる時代になった」

 こう語るのは、3日間現地で選手のプレーをつぶさに観察した石井明義プロだ。

 通算10アンダーで並んだ永峰咲希(22)と菊地絵理香(29)のプレーオフは、2ホール目に菊地が1・8メートルのパーパットを外し、永峰のツアー初優勝が決まった。

 その永峰は初日に65と爆発。最終日も66とスコアを大きく伸ばした。敗れた菊地も3日間とも60台(69・69・65)。最終日は63人中、16人が60台で回った。

「今年からパー5がパー4になった5番(470ヤード)は最も難易度が高いホールだった。風向きや強さにもよるが、『飛ばし屋』と言われる選手なら第2打は150ヤードを切る。普通の女子プロはピンまで160~170ヤード以上残っても、6UT(ロフト28度)や5UT(同25度)で乗せてくる。例年に比べてラフは短く刈っていた。フェアウエーを外しても楽々とグリーンを狙えた。UTで高弾道のボールが打てるのは用具の力が大きい」(前出の石井明義プロ)

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