3連敗のDeNA 拙守連発は“東京五輪仕様”の人工芝も一因か

公開日: 更新日:

 バックが崩れた。

 25日、DeNAが2ケタ11失点で広島に連敗。原因は“記録より記憶に残る”お粗末な守備だ。

 二回途中、7失点で降板した投手の京山もひどかったが、それが野手に伝染した。三回の先頭、投手の岡田が打った一塁線の打球をロペスが捕れず右前打。続く田中の内野安打も二塁・倉本が打球を捕り損なったものだった。

 これで無死一、二塁。菊池の中前打で満塁となった後、丸が併殺コースの二ゴロを打つも、倉本からトスを受けた遊撃・大和がポロリだ。さらに松山に二塁打を許し、この回だけで3失点。記録上は「ノーエラー」だが、投手はたまったものではないだろう。

 拙守の原因のひとつは昨オフに張り替えた人工芝にある。永池内野守備走塁コーチはこう言う。

「芝生が乾いているときと濡れているときでは打球の跳ね方が変わってくるんですが、(ハマスタの新しい芝は)長いので水分を含みやすい傾向にあります。選手はそれに慣れていないのかなと。オープン戦の期間中、あまり(ハマスタで)試合をやれなかったというのがある。言い訳かもしれないけど、やっぱりホーム(球場)なので、シーズンでは試合も多くやることになる。もう少し経ったら芝も寝てくるだろうから、そこも練習していくしかない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した