ラグビーW杯 ルーマニア出場取り消しが日本代表に飛び火

公開日: 更新日:

 2019年ラグビーW杯での日本の開幕戦の相手が変更された。

 代表資格のない選手を出場させた欧州予選1位のルーマニアが出場権を取り消され、代わって同予選3位のロシアが繰り上がりで出場。ルーマニアは7人制のトンガ代表歴がある選手を予選6試合で起用したという。

 ラグビーでは、その国の代表になるには「36カ月継続して居住する」などの条件を満たせば、国籍は問われない。これまで日本代表も多くの外国出身選手を補強。日本協会が5日に発表した今季の代表候補40人のうち、海外勢は14人を占めており、今回のルーマニアのケースは対岸の火事として済まされない。19年W杯本番までに日本代表入りの資格を満たす選手が4人もおり、中心選手として期待される南アフリカ人FWも含まれているからだ。

 今季、スーパーラグビーでも活躍した(5月上旬に契約満了)FLのピーター・ラブスカフニ(29=クボタ)だ。ラブスカフニは16年に来日し、19年には「居住3年以上」の代表入り条件を満たす。

 189センチ、105キロの大型FLは前回15年W杯で主将を務めたリーチマイケル(29)とともにFWの核として期待されるが、代表メンバーに名を連ねる保証はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る