高校野球の強豪・健大高崎 “間の悪い暴力沙汰”で出場危機

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 1日に高校野球の強豪校・健大高崎(群馬)で部員による暴力行為が発覚。2年生部員が寮で1年生部員に「指導」の趣旨で暴力を振るったという。

 処分は今月中に決定する見通しで、それまでは対外試合を自粛することになった。7月7日から始まる夏の県大会出場は現時点では未定だ。

 春の関東大会で優勝し、夏の甲子園の100回大会に出れば、優勝候補にも挙げられる強豪だが、6月は多くの練習試合が行われるだけに、予選に出場できることになっても、苦戦を強いられるかもしれない。

「健大高崎の部員は全国からの野球留学の生徒が中心。コーチは5~6人と多く、寮監もいる。常に目を光らせる大人が多く、部員たちは息をつくヒマもない。フラストレーションがたまって暴発したのではないか」(アマ球界関係者)

 とはいえ、今は日大アメフト部の暴力問題が世間を騒がしている。なんとも間が悪い不祥事発覚だ。

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