5年前は廃部危機 富島を甲子園に導いた浜田監督の試行錯誤

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 29日に登場する富島(宮崎)は昨秋の九州大会で準優勝、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。宮崎商を甲子園に導いた浜田登監督(50=商業科教諭)が就任した2013年4月1日、部員はわずか5人しかいなかった。廃部の危機の中、「3年で九州大会、4年で甲子園出場」と宣言。周囲の失笑を買ったものの、15年秋を皮切りに九州大会に3度出場。万年1回戦負けだった弱小校を5年で甲子園に導いた。

「赴任した当時、部員は3年生ゼロ、2年生5人。新1年生が入学する前でしたが、前の顧問から経験者が8人いると聞いていて、そのうち6人が入ってくれた。それでなんとか11人になってスタートしました」

 とはいえ、やっと野球ができる人数がそろったというだけ。当初は環境も整っていなかった。

「バックネットを作って、グラウンドの土も入れ替えました。ボール、バットなど道具をそろえるところから始めて、最初はお金も立て替えました。でも、基本は手作り。ネットは古い物を引っ張り出してきて、校内にあった支柱を移し替えて、そこに張りました」

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