初の無得点ドロー フランス“無気力試合”の先に見据える敵

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 当然、激しい接触プレーも少なく、前半アディショナルタイムにデンマークのM・ヨルゲンセン(28=ハダースフィールド)がイエローカードをもらったくらいだ。

 PKもゼロ。大会の半分強の36試合を終えた時点ですでにPK19回と、こちらもW杯史上最多記録(18回)を更新していたが、PKはおろか今大会から導入され、PKやFK判定を左右しているVARもなかった。

 フランスにとって、スコアレスは決勝トーナメントの相手を視野に入れた“計画的ドロー”。引き分け以上で首位通過となる状況で、もし2位通過となれば決勝トーナメント初戦でクロアチアと顔を合わせる可能性が高いからだ。同グループにはアルゼンチンもいるが、2戦未勝利。一方、クロアチアは2試合5得点で2連勝。エースFWメッシ頼りのアルゼンチンよりクロアチアの方が脅威というわけだ。前回準優勝のスター軍団もなめられたものだ。

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