不可解な判定に非難の声も サッカーに「VAR」必要なのか

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 今大会から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が波紋を呼んでいる。

 FIFAは、かつての「神の手」のような試合の勝敗を左右する重大な誤審を防止する目的で導入した。正確な判断をする上で役立っているとの肯定的な意見がある一方で、試合が中断したり、リズムが崩れるといった批判的な声もある。

「サッカーは、ときに起こる誤審も含めて人間くささに面白みがある。厳格にやろうとすることでそれがそがれてしまう。審判は機械でいいということになってしまう」

 とは、スポーツライターの平野史氏だ。

 中でも、識者やファンのみならず、現場からも非難の声が上がっているのが「不可解な判定」だ。

 25日に行われたイラン―ポルトガル戦。後半6分にC・ロナウドがペナルティーエリア内で倒された。一度はノーファウルと判断されたが、VARから無線で申告され、主審が映像を確認。判定がファウルに覆り、ポルトガルのPKとなった。その後もC・ロナウドが相手DFに食らわせた肘打ちもVAR検証の結果、イエローカードと判定。かつてポルトガルを指揮していたイランのケイロス監督が「ルール上、肘打ちはレッドカードだ。試合は人々のためのもの。舞台裏にいる数人のためのものではない。試合をVARに委ねることはやめなければならない」と痛烈な批判を浴びせた。

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