友成那智
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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

ブレーブス本拠地で怪事件…ここでもボールパークの呪いが

公開日: 更新日:

 ブレーブスの本拠地で、またしても怪談じみた事件が起きた。

 6月27日、アトランタのサントラストパークの中にあるビール冷蔵保管庫で48歳の男性の変死体が発見されたのだ。男性は同球場で売店を運営する会社の社員で、発見者は同僚だった。地元警察は死因の特定を急ぐとともに、事故、他殺の両面で捜査を行っている。

 この事件は、ブレーブス関係者に大きな衝撃を与えている。なぜなら、2年前まで本拠地として使っていたターナーフィールドでも2008年以降、ミステリアスな事件や事故でファンが3人も死亡しているからだ。

 最初の死者が出たのは08年のことで、25歳のファンが酔った勢いで、球場内の手すりに乗って滑っている際に落下し、頭を強打して死亡。2つ目は13年、30歳のファンが球場駐車場の4階から1階の選手駐車場に転落して命を落とした。警察は自殺と発表した。3つ目は15年のことで、ブレーブス対ヤンキース戦で熱心にA・ロッドをヤジっていた60歳のファンが前のめりになり過ぎ、2階席から12メートル下の1階席に落下、頭部を強打して亡くなった。

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