二冠狙う西武・山川 年俸大幅増の原資は“先輩4番”の減額分

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 まだシーズンは半分残っているが、2冠の可能性があるのは首位に立つ西武山川穂高(26)だ。この日の2ランは今季23号。70打点もリーグトップである。このまま逃げ切って2つのタイトルを同時に手にすれば、3240万円の年俸が1億円の大台に乗るのは間違いない。

 とはいえ、西武の年俸査定はシビアだ。山川がソロバンをはじいたとおりの額を提示してくれるかわからない。

 フロントが注視しているのが、かつての4番で、この日、本塁打を放った中村剛也(34)ではないか。昨年、115試合、打率.217、27本塁打、79打点のベテランは今季、1億3000万円減の2億8000万円の1年契約。4月21日のロッテ戦の守備で三遊間のゴロに飛び込み左肩を痛めたため、一時戦列を離れた。もっかの数字は、34試合、打率.167、5本塁打、13打点。調子が上がらなければ1億円以上のダウンは必至。フロントはそれを丸々山川のアップ分に回せる。

 この先、中村は意地を見せるか、それともオフは新旧4番の明暗クッキリか……。ちなみにこの日は2人の本塁打も勝利には結びつかず、ロッテに敗れた。

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