巨人村田HCが明言の「捕手相性制」で小林に他球団が熱視線

公開日: 更新日:

 巨人の捕手がコロコロ変わる。1日のDeNA戦は小林誠司(29)がスタメンマスク。先発した吉川光の7回1失点の好投(4勝目)を引き出した。

 しかし、前日の試合で4年ぶりの完封勝利を挙げた内海と組んだのは、新人の大城卓三(25=NTT西日本)だった。内海は「しつこく、しつこくインコースを使ってくれた。大城に感謝。意思疎通、呼吸がしっかり合った結果」と絶賛したばかりである。もうひとりの宇佐見真吾(25)はメルセデスや故障離脱したヤングマンの登板時に出場している。一体、正捕手は誰なのか。村田真一ヘッド兼バッテリーコーチ(54)に聞くと、返答はこうだった。

「正捕手? おらん。まあ、調子とかもあるけど、これから捕手は、その日に先発する投手との相性で変えていこうと思ってるんや」

 現在の先発ローテでは、菅野、山口俊、吉川光の登板時は小林。内海には大城。メルセデスには宇佐見が相棒を務める。だが、小林は7月27日に先発復帰するまで、およそ1カ月もの間、先発から外れていた。村田ヘッドは「理由は言う必要ないやろ」と明かさないが、チーム内の立場が危ういのは確かなようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘