夏初出場の中央学院“二刀流”大谷 頭骨折から復活の真偽

公開日: 更新日:

「センバツは初戦敗退で悔しい思いをしている。ここにすべてを懸けるくらいの気持ちなのでしょうが……」

 大会初日(5日)の第2試合(済美戦)に登場する中央学院(西千葉)の大谷拓海(3年)について、某セ球団の関東地区担当スカウトがこう言った。

 春夏連続出場となる中央学院が勝ち進むためには、投手として最速145キロ、打者として高校通算33本塁打を誇る「二刀流」の活躍いかんにかかっているといっていい。

 ただその一方で、体調を心配する向きもある。

 大谷は5月の練習試合で右側頭部に打球を受け、「脳挫傷」「頭蓋骨骨折」、さらに軽度の「外傷性くも膜下出血」のけがを負ったが、手術を回避。7月中旬に病院から出場許可が下りた。県大会終了後も病院の診察を受け、改めてゴーサインが出たという。

 中央学院はスマホを活用した体調管理も行っている。大谷は甲子園見学の際に「頭はもう大丈夫」と話し、相馬監督も「体調は向上している」としているが、前出のスカウトはこう言うのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?