• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
友成那智
著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

ドミニカ共和国の大リーガー育成システムに漆黒の闇

 メジャーリーグでは現在、85人のドミニカ人選手が活躍しており、同国の野球熱の高さは、日本でも度々報じられている。

 しかし、テレビなどで語られるのは表面の部分だけで、裏面からは漆黒の闇が見えてくる。

 ドミニカ共和国の野球選手育成システムは独特だ。グラブさえ買ってやれない貧困家庭が多いため、野球少年たちは11~13歳で学校をドロップアウト。ブスコンと呼ばれる有望選手育成業者が運営する施設で、食事と用具を支給されながら野球漬けの生活を送ることになる。ここで、鍛えられた野球少年はメジャーリーグと契約が可能になる16歳の誕生日が来ると、各球団の入団テストを受け、16歳か17歳でプロ入りする。契約金は大半が数千ドルから数万ドル程度である。しかし、抜きんでた才能がある者は、13歳ないし14歳くらいからスカウトたちに注目され、16歳になってすぐに100万ドルを超す契約金でプロ入り、というコースをたどる。ブスコンは契約金の25~50%を持っていくので、契約金が100万ドルを超す有望株を多数、育成できれば大いに潤うことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ

  3. 3

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

  4. 4

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  5. 5

    「9.16」引退宣言 安室奈美恵がこの1年で稼いだ驚きの金額

  6. 6

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  7. 7

    今季ワースト4日間7097人 男子ツアーの閑古鳥は誰の責任か

  8. 8

    降って湧いた放映権問題で…LPGAと大会主催者の対立が激化

  9. 9

    iPhone入手困難に? 米との貿易戦争激化で中国に“奥の手”

  10. 10

    大谷“19勝&350打席”監督予言 2年後には年俸総額150億円も

もっと見る