男子100m山県亮太 自己タイ10秒00もアジアの壁に阻まれ銅
今季日本最速男がアジア王者に屈した。
陸上男子100メートル決勝で山県亮太(26)が自己ベストに並ぶ10秒00をマークしながら、アジア最速記録(9秒91)保持者で、大会新となる9秒92で優勝した蘇炳添(28=中国)らに及ばず、銅メダルに終わった。
好スタートを切りながら、終盤にかわされた山県は「(蘇は)近くに感じられた。今度は勝てるようにしたい」と話したが、アジアのライバルとの差は簡単に埋まりそうにない。