スカウト高評価 木製バット対応“プロ並み”U18野手の名前

公開日: 更新日:

 巨人が30日、スカウト会議を開いて、高校生の進路情報などを確認した。

 ドラフト甲子園準優勝投手の吉田輝星(金足農)を指名する可能性を聞かれた岡崎スカウト部長は、「プロ志望届を出した人しか指名できないわけだし、何とも言えない」とコメント。「粒ぞろい」といわれる今年の高校生をめぐる各球団の駆け引きはすでに始まっているようだ。

 そんな逸材が集うU18日本代表がこの日、アジア選手権の試合会場となる宮崎のサンマリンスタジアム宮崎で練習をスタートした。

 力強いキャッチボールを見せた吉田が「試合で投げるくらいの強度でやりました」と回復ぶりをアピールすれば、同じくドラ1候補の藤原(大阪桐蔭)はロングティーを志願。練習後は「いい感じで打てるようになった。体重を後ろに残して打つイメージです」と話した。

 当初は30分ほどで切り上げる練習の予定が、選手たちの要望で約2時間に延びた。

中村奨成と比べてもはるかに上

 続々と宮崎入りしているプロ球団のスカウトの彼らに対する評価は日増しに上がっている。中でも高い評価をさらに上げているのが根尾(大阪桐蔭)、小園(報徳学園)、藤原の野手3人だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情