重量挙げパワハラ 三宅会長にあの女性選手も“三くだり半”

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昨年冬の全日本合宿で起きた事件

 旧態依然とした練習法に代表選手の多くが、「記録が伸びない」と疑問を持っており、昨年にはこんなことがあった。

「去年の冬に三宅会長が指導する全日本の合宿と、会長の実兄である義信氏(78=東京、メキシコ五輪フェザー級金メダル)が主催する『ゴールドメダリストを育てる会』の合宿の日程が重なったのです。すると、美女リフターとして知られる八木かなえ(26=リオ五輪53キロ級6位入賞)を筆頭に男子も含めて複数の選手が全日本の合宿ではなく、兄の義信さんが教える合宿の方に参加したのです。これに三宅会長が怒り、協会を通じて兄の義信さんにクレームを付けたのですが、練習メニューはもちろん、食事も全日本合宿と比べて遜色ないだけに、選手が義信さんを選ぶのは当然でしょう」(ウエートリフティング関係者)

 20年東京五輪でメダル有力種目の一つと期待されているウエートリフティング。しかし、表彰台で日の丸を掲げるには、協会メンバーと代表首脳陣を一新する必要があると考えている関係者は多い。

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