突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

公開日: 更新日:

 まさかの書類不備。ここまでくると、もはやコントである。

■つるし上げに耐えられない

 そもそも、貴乃花親方がこの日を「引退会見」に選んだのは、きょう26日の番付編成会議と27日の年寄総会を避けるためともっぱらだ。

 年寄総会では、貴乃花親方が内閣府に提出した告発状が議題のひとつになる予定だという。3月の総会では、散々つるし上げを食らったにもかかわらず、最後まで自分の非を認めなかった。いまや、協会内での支持者はゼロ。今年3月場所後の総会では、貴乃花親方をクビにするための連判状を集める動きすらあったほどだ。親方衆にとっては、自分たちの生活圏を脅かす貴乃花親方は許せない存在。総会で再びつるし上げを食らうのは自明の理だ。しかも、審判部所属のために出席義務がある前日の番付編成会議では、そんな親方たちと数時間、顔を突き合わせなきゃいけない。プライドの高い貴乃花親方には我慢ができなかったのだ。

 →<下>につづく

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景