ウッズ5年ぶりVで勢いも…ライダー杯連覇狙う米に落とし穴

公開日: 更新日:

【ライダーカップ】

 2年に1度、世界のトッププロが集結する米国チームと欧州チームが激突するライダーカップが28日から3日間、フランスのル・ゴルフ・ナショナル(7183ヤード・パー71)で開催される。

 1927年に始まり、過去戦績は26勝13敗と米国チームが圧倒しているが、ここ10試合では欧州チームが7勝と大きく勝ち越している。

 前回の2016年大会は、ホーム開催の米国チームが勝利しており、今年は史上最強メンバーとの評価もあって大会連覇の期待が高まっている。

 さらにタイガー・ウッズが前週のプレーオフ最終戦で5年ぶりに優勝を遂げたことでも米国チームが勢いづいている。

 しかし、今年は米国チームにとって敵地での戦いになり、米国はアウェーで5連敗中と苦手にしている。

 さらに会場は欧州ツアー「フランスオープン」が毎年開催されるゴルフ場であり、欧州プロにとっては馴染みのコースだ。

 欧州メンバーのA・ノレン(スウェーデン)は今年のチャンピオンであり、昨年はT・フリートウッド(英国)が優勝。G・マクドウェル(同)は13、14年連覇とコースを熟知しているのも強みだ。レイアウトは池が絡み、ラフが深く、フェアウエーが狭いなどフェアウエーキープが求められる。ショットの正確性で勝負するならH・ステンソン、F・モリナリ、I・ポールターを擁する欧州チームのほうに分があるとみる関係者は多い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった