巨人OBも疑問符…由伸監督辞任と原氏再々登板の“絶望人事”

公開日: 更新日:

 チームには野球賭博以外にも、裏カジノや麻雀、ポーカーなど、あらゆるギャンブル行為が蔓延。全て原政権下で起きた未曽有の不祥事にもかかわらず、その責任には一切触れずにさっさと辞めた。当時はチーム内にも「逃げ出した」という声があったほど。頼む方も頼む方だ。

 巨人OBで評論家の高橋善正氏は「球団はどうかしていますね」とこう言った。

「3年前、球団に半ば強制的に現役を引退させられ、就任した由伸監督は、その経緯からすれば気の毒ではあります。しかし、結果が全ての世界。ベンチに緊張感がないように映ったし、チームがこの体たらくでは辞任は仕方ないでしょう。しかし、次が原前監督とは一体どういうことなのか。全く新鮮味はないし、せっかく若返った流れから逆行しますよね。3年前にグラウンド外でいろいろあって身を引いたのではなかったのか。コンプライアンス重視の時代。巨人は最近も多くの問題が頻発し、その点でも原前監督が復帰するのであれば疑問です」

■補強に次ぐ補強

 そもそも今の巨人がこれだけ弱体化したのは誰のせいなのか。高橋善正氏が続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」